top of page

金継ぎとは

金継ぎは、割れたり欠けたりした陶磁器やガラスなどを漆で継ぎ、
金や銀・スズなどで上化粧して直す技法です。
壊れてしまった思い入れのある器、大切な飾り物などを修理いたします。

お気軽にご相談ください。

簡易修理から、本格的な技法まで。用途に応じてご相談承ります。

「金継ぎ」といっても、使用する材料や方法はさまざまです。
食器として使うのか、装飾品なのか、どのように仕上がりにしたいか・・・
食器のプロが、ご予算やご希望に沿った方法をご提案します。

ご注文からお受け取りまでの流れ

1. 直したい器の破損状況をお知らせください。大体のお見積りをいたします。

  器の大きさ・ヒビ欠け割れの状況・欠損のある無しなど

 ☆持ち込みの方は③へ。
 *メール、お電話で承ります。メールの場合、写真など添付していただけると、お見積りがスムーズになります。

2.お品物をお送りください。

  *送料はお客様負担となります。

3.正確なお見積りを致します。この時、大体かかる時間などをお知らせいたします。

  1. 条件があいましたら、修理を開始いたします。

    *修理されない場合は、お品物を着払いにて返送いたします。

  2. 修理を開始します。ご希望の場合は、途中経過をご報告いたします。

    *金かスズかなど迷っている場合も、漆の工程が終わるころまでに決めていただければ大丈夫です。

  3. 修理完了したお品物を、お送りいたします。 または、取りに来てください。

  4. 修理代金+送料をお支払下さい。
     

修理について

 

漆は湿度と温度で乾燥、凝固します。

一般的な接着剤などのように、すぐには乾きません。(最適な条件がそろって最低8時間かかるといわれています)

分厚くぬると乾燥にさらに時間がかかる上に、早く乾きすぎるとちぢれるため、少しずつ盛ったり塗ったりしてきます。

ほんの小さな欠けでもいくつも工程があります。

修理を依頼してから手元に戻ってくるまでは、早くて2〜3ヶ月、かかる費用は器を購入したときより高くなってしまうかもしれません。​

 

お時間がかかることをご理解いただいた上、お持ちいただけるとうれしいです。

 

お急ぎの場合や安価でのお直しをご希望の場合は、樹脂+漆などのお直しをご提案させていただきます。

漆のみ ¥5500~  

樹脂+ ¥3300~   *Tax込み

修理後の器の扱い方


修理後の器は、食器としてお使いいただけますが「修理したもの」ですので 以下のことにご注意ください。

  • 漆が乾くには、時間がかかります。6か月以上経ってからお使いすることをおススメします。
    ☆十分に乾いた漆はかぶれません。数ヶ月経ってもにおいがする場合はありますが、 空気に触れさせることで徐々に匂いは消えます。かぶれ、においが気になる時は、半年ほど空気に触れさせてからご使用ください。

  • 電子レンジのご使用はおやめください。

  • 食洗機・漂白剤や煮沸による汚れ落としはしないで下さい。

  • 荒いスポンジやたわしなどは、金や漆が摩耗しますのでお気を付けください。 漆器を扱うつもりで、やさしくご使用ください。

     

繕った器たち *他にも多々あり。インスタに載せています。

IMG_0567.JPG

​15cmソーサー

IMG_2809.JPG

手描き作品 15cm高台皿

IMG_2812.JPG

​アンティークの20cm楕円皿

IMG_0440.JPG

陶器 鉢

IMG_0548.JPG

​スプーン

IMG_2629.JPG

鍋島ぐい飲み

bottom of page